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2024.12.14

失敗しない振袖選び!相場から見る種類別価格と抑えるべきポイント

成人前撮り写真

「振袖っていくらぐらいかかるの?」と不安に思っていませんか? 人生の晴れ舞台で身に纏う振袖は、購入かレンタルか、どんな種類を選ぶかによって価格が大きく変動します。 このページを読めば、振袖の価格相場を種類別(正絹・化繊)、購入・レンタル別で詳しく理解することができます。価格に影響する要因(生地、染め、柄付けなど)も解説しているので、予算に合わせた振袖選びが可能になります。 さらに、振袖本体以外にも必要な費用(前撮り、着付け、小物など)や、失敗しないための選び方のポイント、賢くお得に振袖を手に入れるテクニックまで網羅。高額な買い物だからこそ、後悔のないように、この記事でしっかりと知識を身につけて、自分にぴったりの素敵な振袖を見つけてください。

1. 振袖の相場を理解しよう

振袖は人生の晴れ舞台を彩る特別な衣装であり、その価格は決して安くはありません。だからこそ、事前に相場を理解し、予算計画を立てることが重要です。振袖の価格は、購入かレンタルか、生地や染めの種類、柄付けなど様々な要因によって大きく変動します。この章では、振袖の価格帯や価格に影響する要因を詳しく解説し、賢く振袖を選ぶための基礎知識を提供します。

1.1 振袖の価格帯

振袖の価格帯は、購入とレンタルで大きく異なります。また、正絹か化繊かによっても価格帯は変動します。一般的に、購入の場合はレンタルよりも高額になりますが、一生ものの財産として残すことができます。一方、レンタルは購入よりも費用を抑えることができ、保管場所の心配もありません。

1.1.1 購入する場合の相場

種類相場
正絹(一般)30万円~70万円
正絹(高級)70万円~150万円以上
化繊10万円~30万円

1.1.2 レンタルする場合の相場

種類相場
正絹(一般)10万円~30万円
正絹(高級)30万円~50万円以上
化繊5万円~15万円

上記はあくまで一般的な相場であり、呉服店やレンタルショップによって価格設定は異なります。また、セット内容によっても価格が変動するため、複数の店舗を比較検討することが大切です。

1.2 価格に影響する要因

振袖の価格には、様々な要因が影響します。主な要因としては、生地の種類、染めの種類、柄付けの種類、作家物・ブランド物などが挙げられます。これらの要素を理解することで、予算に合った振袖選びがしやすくなります。

1.2.1 生地の種類(正絹・化繊)

正絹は絹100%の高級素材であり、光沢感や着心地の良さが特徴です。耐久性にも優れており、適切な手入れをすれば長く着用できます。一方、化繊はポリエステルなどの化学繊維で作られた素材で、正絹に比べて価格が安価です。近年では、正絹に近い風合いの化繊も登場しており、お手入れのしやすさも魅力です。

1.2.2 染めの種類(手描き友禅・型染め)

手描き友禅は、職人が一つ一つ手作業で染める技法で、繊細な表現や色のグラデーションが特徴です。高価な振袖に多く用いられています。一方、型染めは、型紙を用いて染める技法で、手描き友禅に比べて価格が安価です。大量生産が可能であり、様々なデザインの振袖が楽しめます。

1.2.3 柄付けの種類(総柄・古典柄・モダン柄)

総柄は、振袖全体に柄が施されているもので、華やかな印象を与えます。古典柄は、伝統的な模様や文様を用いたもので、格調高い雰囲気を演出します。一方、モダン柄は、現代的なデザインを取り入れたもので、個性的な着こなしが楽しめます。柄付けの種類によって価格が変動することもあります。

1.2.4 作家物・ブランド物

有名作家やブランドが手掛けた振袖は、高額になる傾向があります。希少価値が高く、デザイン性も優れているため、コレクターアイテムとしても人気です。作家物やブランド物の振袖を選ぶ際は、その価値や価格をよく確認することが重要です。

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2. 種類別に見る振袖の価格相場

振袖の価格は、生地の種類や染め方、柄付けなど様々な要因によって変動します。ここでは、購入とレンタルそれぞれの場合における、正絹と化繊の振袖の価格相場を詳しく見ていきましょう。

2.1 購入の場合

2.1.1 正絹の振袖の相場

正絹の振袖は、高級感があり、着心地も抜群です。その分、価格も高額になりがちです。作家ものやブランドものになるとさらに高額になります。

種類価格相場
一般的な正絹振袖20万円~50万円
作家物・ブランド物50万円~100万円以上
有名作家・老舗ブランド物100万円以上

正絹の振袖は、高価な買い物となるため、予算に合わせて慎重に選ぶ必要があります。呉服店や専門店では、様々な価格帯の振袖が取り揃えられているので、自分の予算に合った振袖を見つけることができるでしょう。また、仕立て代や小物代なども含めて、総額でいくらになるのかを確認することも大切です。

2.1.2 化繊の振袖の相場

化繊の振袖は、正絹に比べて価格が安く、お手入れも簡単です。近年では、技術の進歩により、正絹と見分けがつかないほど高品質な化繊振袖も登場しています。

種類価格相場
一般的な化繊振袖5万円~20万円
高品質な化繊振袖20万円~30万円

化繊の振袖は、価格が手頃なため、初めて振袖を購入する方や、気軽に振袖を楽しみたい方におすすめです。正絹と比較すると、耐久性はやや劣りますが、普段のお手入れが簡単な点がメリットです。

2.2 レンタルの場合

2.2.1 正絹の振袖の相場

正絹の振袖をレンタルする場合、購入するよりも費用を抑えることができます。レンタルプランの内容によって価格が変動します。

種類価格相場
一般的な正絹振袖10万円~25万円
ブランド振袖25万円~40万円
プレミアムプラン(小物一式込み)15万円~35万円

レンタルの場合は、クリーニング代が不要な場合が多いのもメリットです。また、小物一式がセットになったプランを選ぶと、コーディネートの手間も省けます。

2.2.2 化繊の振袖の相場

化繊の振袖は、レンタルでも購入と同様に、正絹よりも価格が安価です。学生の方など、予算を抑えたい方におすすめです。

種類価格相場
一般的な化繊振袖5万円~15万円
新作化繊振袖10万円~20万円

レンタル期間やプラン内容によって価格が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。また、早期予約割引や複数人割引などのキャンペーンを利用することで、さらに費用を抑えることができる場合もあります。

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3. 振袖の相場以外に知っておくべき費用

振袖の費用は、着物本体の価格だけではありません。トータル費用を把握するためにも、着物以外の費用についても事前に理解しておきましょう。

3.1 前撮り・写真撮影費用

成人式当日は慌ただしく、ゆっくりと写真撮影をする時間がない場合も。そこで、事前に写真スタジオなどで前撮りをする人がほとんどです。前撮りの費用は、プラン内容によって大きく異なります。

撮影スタジオの規模や、写真の枚数、アルバムの種類、衣装の点数、ヘアメイクや着付けが含まれるかどうかなど、様々な要素が価格に影響します。例えば、シンプルなプランであれば数万円で済む場合もありますが、豪華なアルバムや複数の衣装が含まれるプランでは数十万円かかることもあります。事前に複数のスタジオに見積もりを依頼し、内容を比較検討することが大切です。

また、成人式当日のスナップ写真撮影を依頼する場合には、別途費用が発生します。式典会場や近隣の神社でのロケーション撮影など、希望の撮影場所やスタイルに合わせて photographer を選びましょう。

3.2 着付け・ヘアメイク費用

振袖を着るためには、着付けとヘアメイクが必須です。これらの費用も、美容院や着付け師によって異なります。成人式当日は予約が集中し、価格も高騰する傾向があります。早めの予約がおすすめです。

着付けとヘアメイクをセットで依頼できる場合が多く、セット料金が設定されている場合もあります。着付けのみ、ヘアメイクのみの依頼も可能です。また、ヘアスタイルやメイクの難易度によっても価格が変動します。事前に希望のスタイルを伝え、見積もりを取ることが重要です。

3.3 小物費用

振袖を着る際には、様々な小物が必要です。小物費用も予算に組み込んでおきましょう。

3.3.1 草履・バッグ

振袖に合う草履とバッグは必須アイテムです。レンタルに含まれている場合もありますが、購入や別途レンタルが必要な場合もあります。素材やデザインによって価格が大きく異なり、数千円から数万円まで幅広いです。振袖の色や柄とのコーディネートも考慮して選びましょう。

3.3.2 ショール

寒い時期の成人式には、ショールが必需品です。ファー素材や刺繍入りのものなど、様々な種類があります。レンタルに含まれている場合もありますが、別途購入やレンタルが必要な場合もあります。素材やデザインによって価格が変動します。

3.3.3 帯締め・帯揚げ

帯締めと帯揚げは、振袖の着こなしのアクセントとなる重要な小物です。振袖の色や柄に合わせて、コーディネートを楽しむことができます。素材やデザインによって価格が異なり、正絹や綸子などの高級素材を使用したものは高価になる傾向があります。

小物相場補足
草履・バッグ5,000円~50,000円セットで購入またはレンタルする場合が多い
ショール3,000円~20,000円ファー素材は高価になる傾向
帯締め3,000円~10,000円素材や装飾によって価格が変動
帯揚げ2,000円~7,000円絞りや刺繍など装飾が凝っているものは高価

3.4 その他(クリーニング代など)

振袖をレンタルした場合、返却前にクリーニングが必要な場合があります。また、購入後に着用した場合も、定期的なクリーニングが必要です。クリーニング費用は、着物専門のクリーニング店に依頼する必要があるため、数千円から数万円程度かかります。汚れの程度によっては追加料金が発生する場合もあります。

その他、着付けに必要な肌襦袢や裾よけ、足袋などの小物、また、髪飾りは、購入またはレンタルが必要になります。これらの費用も考慮しておきましょう。また、成人式当日の交通費や飲食代なども発生します。忘れずに予算に組み込んでおきましょう。

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4. 振袖選びで失敗しないためのポイント

一生に一度の晴れ舞台を彩る振袖。後悔のない一着を選ぶために、以下のポイントをしっかり押さえましょう。

4.1 予算を決める

振袖選びの第一歩は予算設定です。購入、レンタル、前撮り、着付け、小物など、振袖にまつわる費用は多岐に渡ります。全体の予算をあらかじめ決めておくことで、候補を絞り込みやすくなり、予算オーバーを防ぐことができます。相場を把握した上で、ご自身の予算に合わせて最適なプランを選びましょう。

4.2 自分のパーソナルカラーを知る

パーソナルカラーとは、その人に似合う色のグループのこと。似合う色を身に着けることで、肌の透明感がアップし、より華やかな印象になります。プロの診断を受ける、または市販のパーソナルカラードレープなどでセルフチェックを行い、自分に似合う色を知っておきましょう。振袖の色選びだけでなく、メイクや小物の選択にも役立ちます。

パーソナルカラーは大きく分けて「春(Spring)」「夏(Summer)」「秋(Autumn)」「冬(Winter)」の4つのタイプに分類されます。それぞれのタイプに似合う色の傾向は以下の通りです。

タイプ特徴似合う色
春(Spring)明るく華やかな印象コーラルピンク、サーモンピンク、アプリコット、イエローベースのベージュ、ライトグリーンなど
夏(Summer)上品でエレガントな印象ラベンダー、ローズピンク、パステルブルー、ブルーグレー、ソフトグレーなど
秋(Autumn)シックで落ち着いた印象モスグリーン、マスタードイエロー、テラコッタ、レンガ色、ダークブラウンなど
冬(Winter)クールでシャープな印象ロイヤルブルー、マゼンタ、ワインレッド、ブラック、ピュアホワイトなど

4.3 体型に合った振袖を選ぶ

振袖は、体型によって似合う柄やシルエットが異なります。自分の体型を理解し、スタイルアップ効果のある振袖を選びましょう。例えば、背の高い方は縦のラインを強調する柄、小柄な方は小さめの柄や明るい色を選ぶとバランス良く着こなせます。また、体型カバーをしたい場合は、柄の配置や袖の長さにも注目しましょう。

試着の際は、実際に色々なポーズをとってみて、動きやすさや着心地も確認しましょう。着付け師さんに相談しながら、自分にぴったりの一着を見つけましょう。

4.4 購入かレンタルかを決める

振袖は、購入とレンタルのどちらかを選ぶことができます。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の状況や希望に合わせて最適な方法を選びましょう。購入は高額ですが、自分の好きな振袖を一生涯所有できます。レンタルは比較的安価で、保管場所を確保する必要もありません。

4.5 信頼できるお店を選ぶ

振袖選びは、お店選びも重要です。実績があり、信頼できるお店を選びましょう。口コミや評判をチェックしたり、実際に店舗に足を運んで、お店の雰囲気やスタッフの対応を確認することも大切です。アフターサービスが充実しているかどうかも確認しておきましょう。呉服店や貸衣装店など、様々なお店があるので、じっくりと比較検討しましょう。高島屋や三越などの百貨店もおすすめです。

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5. 賢く振袖を選ぶためのテクニック

一生に一度の晴れ舞台を彩る振袖。賢く選んで素敵な思い出を作りましょう。ここでは、後悔しない振袖選びのためのテクニックを、レンタルと購入の比較、お得な情報、そして中古振袖という選択肢を含めてご紹介します。

5.1 レンタルと購入のメリット・デメリットを比較

振袖を選ぶ際にまず悩むのが「レンタル」か「購入」か。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況や希望に合わせて選びましょう。

レンタル購入
メリット初期費用を抑えられる 保管場所を確保する必要がない 流行のデザインを楽しめる クリーニングなどの手間がかからない自分の好きな振袖を何度でも着られる サイズをぴったりに仕立てられる 後々、妹や娘に譲ることができる 思い出の品として残せる
デメリット汚れや破損に注意が必要 レンタル期間が決まっている 希望のデザインがレンタルできない場合もある初期費用が高額 保管場所の確保が必要 虫食いなどの管理が必要

5.2 お得なキャンペーンや特典を活用

振袖は高額な買い物。少しでも費用を抑えるためには、お得なキャンペーンや特典を活用しましょう。

5.2.1 早期予約割引

多くの呉服店やレンタルショップでは、早期予約で割引を実施しています。早ければ早いほど割引率が高くなる場合もあるので、早めにチェックしておきましょう。成人式だけでなく、卒業式や結婚式など、着用時期が決まっている場合はすぐに予約するのがおすすめです。

5.2.2 複数割引

友人や姉妹と一緒に申し込むと割引になる複数割引を実施しているお店もあります。周りの人に声をかけて一緒に契約することでお得になります。

5.2.3 web限定特典

公式サイトやポータルサイト限定の特典を用意しているお店もあります。来店前に必ずチェックしましょう。例えば、小物レンタル無料、前撮り写真プレゼントなど、様々な特典があります。

5.3 時期をずらしてレンタルする

成人式当日に着用する場合、レンタル料金は高額になりがちです。もし着用時期にこだわりがない場合は、成人式シーズン以外にレンタルすることで費用を抑えることができます。写真撮影や結婚式など、時期をずらして着用するのも賢い選択です。

5.4 中古振袖を検討する

中古振袖は、新品よりも価格が抑えられているため、予算を抑えたい方におすすめです。状態の良いものも多く、リメイクすることで自分らしいアレンジを楽しむこともできます。最近はオンラインで中古振袖を販売・レンタルしている業者も増えており、手軽に探すことができます。状態や価格をよく確認し、信頼できるお店で購入することが大切です。

これらのテクニックを参考に、ご自身の状況や好みに合った振袖を賢く選んで、素敵な思い出を作ってください。

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6. まとめ

この記事では、振袖の相場を中心に、種類別の価格や価格に影響する要因、そして振袖選びで失敗しないためのポイントなどを解説しました。振袖の価格は、購入かレンタルか、正絹か化繊か、作家物かブランド物かなど、様々な要因によって大きく変動します。購入の場合、正絹の振袖は数十万円から百万円以上、化繊の振袖は数万円から数十万円が相場です。レンタルの場合は、正絹で数万円から数十万円、化繊で数万円が相場となります。

振袖選びでは、予算を決めることが重要です。予算に合わせて、生地や染め、柄付けなどを検討しましょう。また、自分のパーソナルカラーや体型に合った振袖を選ぶことも大切です。さらに、購入とレンタルのメリット・デメリットを比較し、自分に合った方法を選びましょう。お得なキャンペーンや特典を活用したり、時期をずらしてレンタルすることで費用を抑えることも可能です。中古振袖も選択肢の一つとして検討する価値があります。

この記事を参考に、自分にぴったりの振袖を見つけて、素敵な成人式を迎えてください。

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