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ハルフリ京都では振袖のレンタルも行っています!
今回は、女性が身に着ける着物の種類についてご紹介していきます。
一言で「着物」といってもいろいろな種類があります。時代劇を見ると、お姫様が着ている着物と農家の娘が着ている着物では種類が違うのがお分かりになるかと思います。
振袖は、未婚女性の第一礼装とされています。この振袖を基本に、どういった種類があるのか考えてみましょう!
1.振袖(ふりそで)
袖の長い着物で、未婚女性の第一礼装とされていますが、袖の長さによって、大振袖・中振袖・小振袖の3種類に分類できます。
袖丈114cm前後の大振袖は、主に結婚式や披露宴で着用される花嫁衣裳です。中振袖は袖丈100cm前後でこちらが主に成人式で着用される振袖で、ハルフリ京都でもご用意しています。結婚式に招かれた時にも着て行くことができますね。
小振袖は袖丈85cm前後でお茶会やパーティで着用するのに向いています。
色や柄はさまざまで、自分に似合うものを選ぶことができ、帯の結び方にルールはなく、成人式でも華やかな帯が見受けられます。
成人式の時に中振袖を購入した場合、未婚のうちに結婚式に招かれたら着て行くことができます。何歳まで着ていいというルールはありませんが、花嫁が20代で、ゲストである自分が30代であれば避けた方が無難かもしれません。その場合は色留袖や訪問着の着用がおすすめです。
2.打掛(うちかけ)
打掛は結婚式で花嫁が着るもので、白無垢や色打掛がそれにあたります。
白無垢は白一色の着物で、結婚式でのみ着ることができ、角隠しや綿帽子を合わせます。
一方色打掛は披露宴で着る方も多く、色もさまざまです!角隠しを合わせることができますが、綿帽子は色打掛の時は合わせられません。洋髪でもよく合うのでウェディングドレスからのお色直しであれば、洋髪にされる方が多いです。
3.黒紋付(くろもんつき)
黒紋付きは主に喪服を指し、お葬式などで着用します。若い方にはあまりなじみがないかもしれませんね。
生地は黒一色で、柄は入っておらず、背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ紋が入っています。帯も黒一色です。
4.黒留袖(くろとめそで)
黒留袖は、既婚女性が着る一番格の高い着物です。黒紋付きと同じ黒で、五つ紋が入っていますが、こちらは前身頃(下半身)に華やかな柄があるのが特徴でお祝いの場面で活躍する着物です。帯も金や銀の刺繍があしらわれ華やかです。
主に結婚式で新郎新婦の母親が着ることが多いでしょう。
5.色留袖(いろとめそで)
色留袖とは、黒以外の留袖と指し、未婚でも既婚でも着ることができる格の高い着物です。
紋が最高で五つ入り、紋が多いほど格が高くなります。紋が一つであってもあまりカジュアルな場面で着ることはありません。
結婚式などで着用されることも多く、色も好みに合わせて選べるので、お顔写りを見ながら選ぶことができます。
6.訪問着(ほうもんぎ)
訪問着は留袖の次に格の高い着物です。
下半身にのみ柄が入っている留袖と違い、着物の柄が襟や袖をまたがって続いています。着用シーンは幅広く、結婚式から、お茶会などカジュアルな場面に着て行くこともできます。
7.付け下げ(つけさげ)
付け下げとは、左肩にワンポイントの柄が入った着物で、訪問着の次に格が高いです。袋帯なら格を上げることができ、名古屋帯や洒落袋帯を締めるとカジュアルダウンさせることができます。
付け下げの柄は訪問着とは異なりワンポイントで独立しています。着用場面が幅広いので、最初に購入する着物は付け下げを選ぶ方も多いようです。
8.色無地(いろむじ)
色無地とは、白生地を黒色以外の一色のみで染めた着物のことで、柄は入っていません。
紋が付いている場合は訪問着と同程度の格となります。袋帯を締めるのが一般的であり、子どもの卒業式や七五三などに着て行くことができます。紋がなく、名古屋帯などを締めた場合には、お食事会や観劇などに向いています。
9.小紋(こもん)
小紋とは、生地全体に柄が入っている着物のことで、訪問着や付け下げより格の低い着物で、普段使いに適しています。無地に見えるほど細かい柄の江戸小紋、一つの模様が大きく、華やかな柄の加賀小紋、自然をテーマにした柄が多い京小紋の3種類の柄があります。
10.紬(つむぎ)
紬とは、紬糸を使った織物の着物のことで、小紋と同様に普段使いに適した着物です。
結婚式などの正装が必要な場面よりも、習い事やカジュアルな食事会などの場面に着て行くのが良いでしょう。
11.浴衣(ゆかた)
浴衣は最も格が低い着物であり、かつては湯上りや寝間着として着ていました。
現在でも旅館に行くと浴衣が置かれていると思います。
花火や夏祭りに着て行くことも多く、長襦袢なしで素肌に着ることができるので涼しいのも特徴です。色や柄も豊富で、着物が身近でない方でも浴衣なら着たことがあるという女性も多いのではないでしょうか?
着付けを練習する際は、まず浴衣から着られるようになると良いかもしれませんね。
着物の種類についてご紹介しました。 成人式の振袖をきっかけに、着物を着てみたくなったら参考にされてくださ